変わる教科書 評価の観点

小学校は2020年度、中学校は2021年度から新学習指導要領が完全実施となり、新しい教科書での学習がスタートします。これからの社会がどんなに変化し、予測困難になっても、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、よりよい社会や未来を拓くために「生きる力」を育んでほしい―。新しい「学習指導要領」にはそうした願いが込められています。
「何ができるようになるか」
ー新しい時代を生きる子どもたちに必要な資質・能力の3つの柱ー
「何を学ぶか」だけでなく「どのように学ぶか」
新しい時代に必要となる資質や能力を踏まえた教科・科目等の新設やすべての教科で目標・内容が見直されるなど3つの柱を軸に再整理が行われます。また、主体的・対話的で深い学びを実現するために、ICTの活用や子どもたちの話し合い活動や調べたことをまとめて発表する時間を重視するなどアクティブラーニングの視点から授業の改善が行われます。
新しい時代の新たな学びとは
下記は一例です。ほかに「体験活動」「キャリア教育」「起業に関する教育」「金融教育」「防災・安全教育」「国土に関する教育」なども充実します。
- プログラミング教育
- 外国語教育の充実
- 道徳教育
- 言語能力の育成
- 理数教育の充実
- 伝統や文化に関する教育
など
変わる評価の観点 中学校の成績のつき方にも変化
教科・科目等の新設や目標・内容の見直しを受け、観点別学習状況の評価の観点についても、資質・能力の3つの柱に基づく「知識・技能」、「思考・判断・表現」、「主体的に学習に取り組む態度」の3観点で新たに整理が行われます。これにより、学校での評価(成績のつき方)も大きく変わります。
観点別学習状況の評価の観点はこれまでの4観点から3観点に
「感性、思いやり」など観点別学習状況の評価や評定で示しきれない生徒一人ひとりのよい点や可能性、進歩の状況については個人内評価が行われます。
観点別学習状況の評価と評定算出方法が変わります
令和2年3月神奈川県教育委員会発行「カリキュラム・マネジメントの一環としての指導と評価」をもとに中萬学院が作成
1. 各教科、指導の単元ごとに評価され、観点別の到達状況がA゜〜Cの評価で決まります。
2. 各教科の評価は観点別に数値化され、5段階で評定がつけられます。
CG中萬学院では新学習指導要領下で変わる学びに対応する力を身につけます
- 英語指導の強化
- 「使える英語」を身につけるため、小学生から読む・聞く・書く・話すの4技能を効率よくトレーニング。中3卒業時までに英検®準2級取得を目指します。
- ジュニアコース指導の充実
- 英語・算数・国語の教科学習による基礎学力の定着に加え、プライムスタディプラスで教科横断型学習を行うことで、学びを深めます。
- 中学校内申対策の充実
- 地域の中学校に合わせ、9教科の定期テスト対策授業を実施。塾での学習だけでなく、学習計画の立て方からご家庭での効率的な学習法まで丁寧に指導します。
英検®は公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。