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公立中高一貫校入試はやわかり

●2017年度公立中高一貫校入試概要がわかるページです。

2017年4月に横浜サイエンスフロンティア高校附属中が開校、県内5校に

現在、神奈川県には県立相模原中等教育学校、県立平塚中等教育学校(いずれも2009年4月開校)、横浜市立南高等学校附属中学校(2012年4月開校)、川崎市立川崎高等学校附属中学校(2014年4月開校)計4校の公立中高一貫校があります。県立中等教育2校は2015年に1期生が大学受験を迎え、国公立をはじめ難関大学に多数の合格者を輩出するなど、県内屈指の合格実績を上げたことが話題となりました。2016年春、2期生も1期生に続き素晴らしい大学合格実績を上げており、あらためて2校それぞれの6年間の教育内容やその取り組みが注目されています。
2017年4月には横浜市内で2校目となる横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校(YFSH)附属中学校が開校します。全国的にも注目されている理数科の専門高校に併設される中学であり、学校名にもなっている「サイエンス」を軸とした教育内容に早くも期待が高まっています。

適性検査は全校共通日程で実施

神奈川県の公立中高一貫校は入学者を適性検査によって選抜します。2017年度の適性検査は2月3日(金)、合格発表は2月10日(金)に行われます。志願受付から合格者決定までのスケジュールは以下のカレンダーをご参照ください。なお、県内・県外を含む公立中高一貫校同士、また国立中学校との併願はできません。

※上記表をクリックすると拡大します。

検査内容や選考資料の比率は各校で異なる

同じ公立中高一貫校であっても、募集人数などに違いがあります。2017年度の募集人数や募集(通学)区域等は「実施要領・実施要項」等ですでに公表されています。また、共通して「適性検査」が行われるものの、その出題内容は学校によって異なり(県立中等教育は共通)、適性検査に加えて行う検査や2段階選考の有無、使用する選考資料の比率配分(配点)も学校によって異なっています。

神奈川県立相模原・平塚中等教育学校

●募集人数:男女各80名 計160名
●学区:神奈川県内全域
●選考方法:選考資料は適性検査Ⅰ・Ⅱ(A値)、
グループ活動による検査(B値)、
調査書※(C値)で
以下の割合をもとに算出したD値の上位から男女別に各80名の合格者を決定する。

※小学校6年12月末時点の8教科の評定

県立中等教育学校

D値算出時の選考資料の割合
A値:B値:C値=6:2:1

●受検会場:志願先の中等教育学校で実施

県立相模原中等教育学校HPへ
県立平塚中等教育学校HPへ

川崎市立川崎高等学校附属中学校

●募集人数:120名
●学区:川崎市内全域
●選考方法:選考資料は適性検査Ⅰ・Ⅱ(A値)、
面接(B値)、調査書※(C値)で
以下の割合をもとに算出したD値の上位から120名の合格者を決定する。
※小学校6年生の前期終了時(3学期制の場合は2学期)の8教科の評定

川崎市立川崎高等学校附属中学校

D値算出時の選考資料の割合
A値:B値:C値=7:2:1

●受検会場:川崎市立川崎高等学校および附属中学校施設で実施

川崎市立川崎高等学校附属中学校HPへ

横浜市立南高等学校附属中学校

●募集人数:男女160名(男女おおむね 各80名)
●学区:横浜市内全域 ※学区外は募集定員の30%の範囲内
●選考方法:選考資料は調査書と適性検査、1次選考と2次選考で合格者を決定する。
【1次選考の方法】S値の上位から男女各70名の合格者を決定。〔調査書〕小学校5・6年生の8教科の評定を評定3→10点、評定2→5点、評定1→1点とし、計160点満点で点数化する(A値)〔適性検査〕Ⅰ・Ⅱによる評価を各200点満点 計400点満点で点数化する(B値)A値とB値を1:3の割合で合計し、S値を算出する

横浜市立南高校附属中

S値=A値÷160×100×1+B値÷400×100×3
【2次選考の方法】 1次選考の合格者以外からB値上位順に男女まとめて20名を選考
●受検会場:横浜市立南高等学校附属中学校で実施 ※志願者数により会場が追加・変更に

横浜市立南高等学校附属中学校HPへ

横浜市立YSFH附属中学校

●募集人数:男子40名、女子40名
●学区:横浜市内全域
●選考方法:選考資料は調査書と適性検査、1次選考と2次選考で合格者を決定する。
【1次選考の方法】S値の上位から男女各36名の合格者を決定〔調査書〕小学校5・6年生の8教科の評定を評定3→10点、評定2→5点、評定1→1点とし、計160点満点で点数化する(A値)〔適性検査〕Ⅰ・Ⅱによる評価を各100点満点 計200点満点で点数化する(B値) A値とB値を1:3の割合で合計し、S値を算出する

横浜市立YSFH附属中学校

S値=A値÷160×100×1+B値÷200×100×3
【2次選考の方法】1次選考の合格者以外から男女別にB値上位順に各4名を選考
●受検会場:横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校で実施 ※志願者数により会場が追加・変更に

横浜市立YSFH附属中学校HPへ

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