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2022年11月04日
【高校取材レポート】神奈川県立湘南高等学校

天分発揮の伝統のもとで果敢に挑戦。
学力と人間力を高め、未来の世界を様々な分野から動かす

神奈川県立湘南高等学校(以下湘南高校)は1921年に旧制中学の湘南中学校として開校しました。1948年に現在の校名となり、2021年に創立100周年を迎えた伝統校であり、県教育委員会指定の学力向上進学重点校として毎年高い大学合格実績を挙げる神奈川屈指の進学校でもあります。小田急線藤沢本町駅から徒歩で約7分、静かな住宅街を抜けるとすぐに正門へと続くスロープ越しに広大なグラウンドと2つの体育館施設が見え、その環境の素晴らしさに目を奪われます。最大の学校行事である体育祭を終えたばかりの10月上旬、校長の池辺直孝先生にお話を伺いました。

世の中に貢献できるリーダーとなるために必要な「人間力」を高める

湘南高校は天分発揮の伝統のもと、100年の歴史の中で、分野を問わずさまざまな方面で活躍する人材を数多く輩出しています。「『現在の自分を形づくっているのは、湘南高校で過ごした3年間だ』と本校のOBOGはよく言います。卒業してからも濃密な時間を過ごした湘南高校に深い愛情を持ち続け、在校生に対する講演や支援など、さまざまな場面で協力を惜しみません。在校生にとって強力なサポーターです。本校は社会に貢献できるリーダーを育てることを目標としており、そのために必要な “人間力”が育つ環境を整えています。人間力を育むうえで、“勉強だけでは得られない学び”が重要と考えていて、そのための教育活動が位置づいています。学校の運営にかかわるような部分もすべて生徒の判断と決定に委ねているので、湘南生はとにかく忙しく、成長が速い。そんな中でトレードオフではなく、勉強も行事も部活もやりきるためにはどうすべきか―。思考と行動を繰り返すことでマネジメント力もぐんぐん向上していきます」と池辺校長先生。日ごろから湘南生がモットーとしている言葉に“Always do what you are afraid to do.(最も困難な道に挑戦せよ)”があります。「目先の結果にとらわれず、遠い未来を想像して日々の勉強・行事・部活動に打ち込んでほしいと生徒に話しています。入学直後は苦労することもありますが、今何を頑張って後で何を頑張るのかを自分の頭で選び取って勉強・行事・部活をやり切る“湘南生”になる過程で、先輩の存在が大きい」とおっしゃいます。


グラウンドと体育館。素晴らしい環境・施設で学べるのも湘南高校の魅力

受け継がれる湘南生の伝統。先輩の存在が成長の大きな糧に

4月の陸上記録会を皮切りに、11月の駅伝大会までの間、昼休みを活用して、サッカーやバスケットボールなどの対組競技(クラス対抗競技)が行われ、さらにこれに加えて学校全体で関わる文化祭など、年間を通して様々な学校行事が目白押しです。中でも湘南高校最大の学校行事に位置付けられているのが体育祭です。仮装や大掛かりな装飾ボードなど1年をかけて準備し、1年生から3年生の縦割りチームで色対抗戦を行う一大イベントです。「“日本一の体育祭”をつくるために、生徒が実行委員会を組織して準備・運営にあたります。3年生がリーダーになってチームメンバーをまとめ、準備の途中で起きるトラブルに対応するなど下級生を引っ張ります。今年は天候を考慮する必要があったためプログラム進行順を急遽変更するなど、体育祭当日も駆けまわっていました」。体育祭というプロジェクトを全うするために力を尽くす先輩の背中から後輩たちは多くのことを学び、「次は自分たちの番」とバトンをつないでいきます。「湘南生は『感謝』という言葉をよく口にしますね。OBOGや上級生の先輩方がこれまで勝ち取ってきたものを自分たちが享受しているということを自覚しているからでしょう」。人としてどう生きるかを学び、さらに後輩の手本となるよう自分たちも責任を持った行動をしよう―。このような使命感をもって学校生活を送る中で湘南生は人間力を高め、大きく成長していきます。


湘南高校名物の体育祭 上:準備の様子 下:仮装パフォーマンスは圧巻

まわりも頑張るから自分も頑張る。互いを高め合う環境が学習意欲向上につながる


学習面で湘南高校がもっとも重視しているのが日々の授業です。1時限70分、時間割は2週間を1サイクルとして編成し、理解とともに定着がはかれるよう工夫されています。「授業に臨むにあたって予習復習は大前提ですが、学校側が学習面で一人ひとりに具体的な指示を出すことや管理を行うことはしません。言われなくても動けるのが湘南生です。授業内では小テストが頻繁にあるので、必然的に勉強せざるを得ないでしょうし、もともと切磋琢磨するのが好きな集団なので、手を抜くことで差をつけられたくないと自発的に行動します。うちの生徒たちは電車に乗ったとたんに鞄から参考書や問題集を出して黙々と勉強を始めます。すきま時間の活用などスケジュール管理が上手なのも先輩たちを見て学んでいるのでしょう」。
部活動は運動部が18、文化部が28あり、全校生徒の97%が何らかの部に所属して熱心に活動しています。「運動部も文化部もそれぞれ目標を持って活動に励んでおり、好成績を収めている部もたくさんあります。例えば、合唱部は毎年関東大会に出場するなど非常にハイレベルです」。さらに「部活動をやっているから偉いというような振る舞いをする生徒もいません。お互いを尊重しながら高め合うという文化が部活動においても浸透しています」。


文化祭で演奏する吹奏楽部

 

学校行事・部活をやりきった達成感が受験勉強のモチベーションに

体育祭の終了と同時に3年生は受験に向けて一気にモードが切り替わります。「受験は体育祭の延長線上にある。体育祭に向けた熱量をすべて受験勉強に傾けよと生徒たちに伝えています。多忙の中でも学業に力を尽くしてきた湘南⽣は基礎基本がしっかり身についています。そのうえで、行事や部活で鍛えた精神力と体力をもって集中的に受験勉強を進めていきますので、3年生の12月半ばごろからぐんぐん点数が上がっていきます」。“最後まであきらめずにやるのがかっこいい”という伝統のもと、やらないで後悔するよりもやり切って成長するという強い精神で受験に挑み、東大・京大をはじめ全国の国公立大学や難関私立大学に毎年数多くの合格者を輩出しています。文系か理系かにこだわらず、音楽や美術方面に夢を見つけて東京芸大に進学する生徒もおり、“まず好きなことを見つけてとことんやってみる”を追求する湘南生の姿勢がうかがえます。
試験の点数や大学合格実績など数値化できる「見える学力」だけでなく、企画力や実行力、努力を継続する力など数値化できない「見えない学力」を育む―。「あなたは世界をどう変えますか?」湘南高校はこの問いに立ち向かう人物の育成を使命ととらえ、自由に個性を伸ばし人間力を高める教育活動を推進しています。

(2022年10月4日取材)

※上記学校取材レポートの文章、画像は中萬学院が各学校より許諾を得て掲載しているものです。掲載内容の複製、複写、転載、編集、改変などの二次利用はご遠慮ください。

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