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2015年02月02日
2015年度公立高校志願状況(変更前)公表される!

共通選抜志願競争率は昨年度と同じ1.20倍、募集人員未達は38校

1月30日(金)に募集が締め切られた県内公立高校の志願状況が公表されました。全日制高校においては、共通選抜の募集人員43,300名(昨年比460名減/1.5%減 連携募集含む)に対し、志願者数は52,176名(昨年比364名減/0.7%減)となり、平均競争率は昨年度と同じ1.20倍となりました。今春の公立中学卒業予定者数は昨年より800名弱減少する見込みですが、全日制公立高校志願者はその人数ほど減少していません。高校ごとの志願状況を見ると募集人員に満たなかった高校が38校もあり、ここに卒業予定者の減少に比べて募集人員を減らさなかった影響が出ていると見られます。

重点校人気はさらに高まる

表は県立進学重点校18校と横浜市立進学指導重点校4校の志願状況をまとめたものです。22校の募集定員は昨年度より200名減少していますが、志願者数は9,796名と175名増えています。22校の平均競争率も1.54倍で昨年度1.46倍から0.08ポイント上昇、全日制全体の平均競争率よりもかなり高い倍率となっています。 高校別に見ていくと、昨年度と同じく横浜翠嵐高校が2倍超、次いで横浜緑ヶ丘高校、湘南高校の3校が志願倍率トップ3です。また、22校のうちおよそ7割にあたる15校で昨年を上回る志願倍率となっています。

スーパー・グローバル・ハイスクール(SGH)の指定を受けた横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校は1.75倍(昨年度1.60倍)、横浜国際高校は募集人員が1学級減となることもあって1.90倍(昨年度1.39倍)と非常に高い志願倍率を記録しています。

〔表〕2015年度公立高校入試志願状況(1月30日) 県立進学重点校・市立進学指導重点校抜粋

※増減は2015年度と2014年度との比較

学校名 2015志願状況 2014志願状況
(変更前)
2014
実質倍率
募集定員 増減 特色検査 志願者 志願者
増減
志願倍率 志願者 志願倍率
横浜翠嵐 358 0 あり 749 ▲86 2.09⇩ 835 2.33 1.76
横浜緑ヶ丘 278 0 あり 549 66 1.97⇧ 483 1.74 1.47
湘南 358 0 あり 703 77 1.96⇧ 626 1.75 1.45
川和 317 ▲41   604 45 1.91⇧ 559 1.56 1.41
横浜国際 178 ▲40 あり 338 36 1.90⇧ 302 1.39 1.30
大和 278 0   500 115 1.80⇧ 385 1.38 1.27
市立横浜サイエンス
フロンティア
238 0 あり 417 37 1.75⇧ 380 1.60 1.46
多摩 278 0   487 84 1.75⇧ 403 1.45 1.39
光陵 278 0 あり 472 51 1.70⇧ 421 1.51 1.42
市立金沢 318 0   520 72 1.64⇧ 448 1.41 1.31
市立桜丘

318

0   473 1 1.49⇧ 472 1.48 1.42
横須賀 278 0   403 26 1.45⇧ 377 1.36 1.32
小田原 318 0 あり 452 79 1.42⇧ 373 1.17 1.13
柏陽 318 0 あり 439 ▲36 1.38⇧ 475 1.49 1.35
厚木 358 1 あり 478 ▲7 1.34⇩ 485 1.35 1.25
相模原 278 0   369 24 1.33⇧ 345 1.24 1.22
平塚江南 318 0 あり 384 8 1.21⇧ 376 1.18 1.09
鎌倉 318 40   380 12 1.19⇩ 368 1.32 1.27
秦野 358 0   414 ▲74 1.16⇩ 488 1.36 1.26
希望ヶ丘 318 ▲40 あり 358 ▲109 1.13⇩ 467 1.30 1.22
追浜 278 40   285 ▲68 1.03⇩ 353 1.48 1.38
市立南 38 ▲160 あり 22 ▲178 0.58⇩ 200 1.01 1.15
重点校全体 6,375 ▲201   9,796 175 1.54⇧ 9,621 1.46 1.34
全日制公立高校全体 43,300

▲460

  52,176 ▲364 1.20⇨ 52,540 1.20 1.18

志願変更の動きに注目

公表された志願状況を踏まえ、2月4日(水)から2月6日(金)までの期間で志願変更の受け付けが行われます。募集人員に満たなかった38校や倍率の高い進学重点校志願者の動きなど、今後の各高校の倍率の変化にも注目です。 志願変更期間まで悩む受験生も多くいることでしょう。保護者や先生に相談するのはもちろんですが、最後は受験生自身で結論を出すことが大切です。「主体的な高校選択」をすることで悔いのない高校受験となることでしょう。それは高校受験を乗り越えた多くの先輩たちの実感でもあります。 全受験生の健闘をお祈りしています。

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