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2012年10月31日
2013年度 神奈川県公立高校募集定員決定

県内の公立中学校卒業予定者は増加、全日制募集定員は1,150人増



※〔表1〕と〔表2〕はクリックすると拡大できます(PDFファイル)

神奈川県教育委員会は10月26日(金)、2013(平成25)年度公立高校の募集定員を発表しました。

2013年3月の県内中学校卒業予定者数は68,875名、2012年度67,832名から1,043名の増加となります(※1)。これに対し、2012年度全日制公立高校の当初募集定員総数(特別募集を除く)は42,759名で2012年度41,609名から1,150名増加しています。その年の各高校の募集定員は、地域の生徒数の増減やこれまでの志願動向等を考慮した上で、神奈川県公私立高等学校協議会の議論を経て決定となります。協議の結果、2013年度の公立高校入学定員の目標は42,000名で合意し、それに基づき、公立高校進学希望者に対して2012年度よりもわずかに門戸が開かれる形で今回の定員が決定されました。
2013年度募集が行われるのは昨年同様153校です。なお、定時制(募集実施28校=計3,125人)と通信制(2校=計1,520人)は、それぞれ2012年度と同じ定員で募集が行われます。

〔表1〕は『学校基本調査』の結果をもとに公立中学3年生の生徒数について、神奈川県を17の地区(※2)に分け、前年度生徒数との増減を比較したものです。〔表2〕は〔表1〕に増減の対象となる高校を加えました。2013年度は13の地区で生徒数が昨年よりも増加していて、うち50名超の増加となる地区は8つあります。減少となる4つの地区では、相模原北部津久井・相模原南部の116名減、川崎南部の101名減を除いては50名以内の減少となっています。2013年度募集を行う県内全日制高校153校のうち、昨年度から1学級以上定員の増減があるは35校で、内訳は増加が29校、減少が6校です。減少する6校のうち、上溝南を除いては単位制普通科や総合学科で、昨年度募集定員を拡大した高校が中心となっています。

※1) 卒業予定者数は同時期比較をするため、2011年5月・2012年5月『学校基本調査』の当該学年の生徒数に基づきます。神奈川県教育委員会の発表では2013年3月の卒業予定者数を10月時点の68,907名、2012年度を確定卒業者数の67,856名としているため、卒業予定者増加数は1,051名となります。
※2) 旧学区で分割。ただし、旧相模原南部と旧相模原北部・津久井は1つとしています。
※表1・表2のマップに誤りがあったため、差し替えを行いました。また、記事内容を一部修正しました。(2012年11月22日)

内申にかかわる最後の定期テストがスタート。万全の準備を

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