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横浜国際高等学校

校舎

今春(平成20年4月)、外語短期大学付属高校と六ツ川高校との再編で誕生した横浜国際高校は、県内唯一の国際情報科の単位制専門高校として新たな一歩を踏み出した。外国語教育のレベルの高さはそのままに、これからの国際理解教育を推進すべくITを活用したコミュニケーションプログラムを充実。また、学力向上進学重点校としても強みを生かした進路進学指導により特出した合格実績を誇る。国際情報・国際文化・国際コミュニケーション力養成高校として更なる発展が期待される中、羽入田校長先生にお話を伺った。

最先端の学校で 時代の最先端を担う人間教育を

最先端の学校で 時代の最先端を担う人間教育を

学力向上進学重点校の中でも定員規模は小さいながら、難関大学への現役合格率の高さに定評のある横浜国際高校。「今春は東大に現役で3名合格しました。この点でも本校は、進学重点校の役割を十分に担っているといえます。ですが、大学合格実績は本校の特色の1つに過ぎません」と羽入田校長。今春154名の卒業生の大学合格実績は、現役で東大3名、東京外語大4名、早稲田大22名、慶應義塾大16名、上智大22名等、現役生の約8割がいわゆる難関大学に進学しているという。

「今年の東大合格者ですが、3名のうち2名は理科Ⅰ類でした。意外と思われるかもしれませんが、進路希望に沿った選択であり、語学での強みが高いハードルを越える原動力となったのでしょう」 さらに、「英語ができれば、理系でも入学後のアドバンテージは高いですね。研究は国境を越えて行われていますから。つまり、本校に集まる英語好きの生徒の志向性そのものが、進学やその先の進路を切り開く大きな力であり、本校で存分にその力を開花させることができるのです」とお話になる。ネイティブの先生が22名も在籍している横浜国際高校。語学や海外に興味ある人にとって、学校生活そのものが大きな魅力となりそうだ。

これからの国際理解教育とは

れからの国際理解教育とは

校長先生は、「本校は外語高校の伝統も継承していますが、むしろ新校としてさらに大きく、『国際』の冠にふさわしい高校にしていきたいと思います」と展望をお話になる。実際に旧六ツ川高校の校舎に移り、広い校舎や恵まれたIT環境を生かした取り組みを次々と実行しておられる。

例えば外国語授業では、1人1台のPCを使いネイティブの発音ソフトを使ってより精密な個別発音レッスンを開始。また、理系科目でもPCで実験映像が確認できるため「分かりやすい」と好評だ。他にも生きた英語で国際問題を考えるためのCNNニュース視聴、プレゼンテーションソフトを用いた研究発表演習など、国際社会で活躍すべく情報活用力の向上にも積極的だ。

「先日、生徒の将来の希望について聞いたところ、『国境なき医師団』を目指している生徒がいました。最近では国際協力に従事するNPOに興味を持つ生徒も少なくありません。今や欧米諸国だけでなく、アジア、中東などの人々とのコミュニケーションが必須。これからの国際理解教育は全世界視野で行うことが必要です。本校は最先端の『国際高校』として、最先端の取り組みを発信していきますから、生徒たちにもそれを『意気』に感じて取り組んでもらいたいですね」社会に出るなら世界を巡る仕事をしてみよう、と校長先生は期待を込めて生徒たちにメッセージを贈られているそうだ。

新しい国際高校として

新しい国際高校として
新しい国際高校として

外語高校のハイレベルな外国語教育と六ツ川高校情報科学コースでの先進的な情報教育を引き継ぎ、さらに新しい高校としての取り組みにも積極的な横浜国際高校。新聞でも取り上げられた「初めて」の取り組みは、せひ校長先生からのメッセージをご参照いただき、新しい魅力を確認していただきたい。入学後は国公立、私立理系の進路選択も充分に対応されている。語学のみならず真の国際人として幅広い分野で活躍したい人には、充分チャレンジする価値のある高校となるだろう。

校長先生からのメッセージ

県立横浜国際高校は、日本の公立高校で「初めて」という内容が三つあります。第一に、校舎内にコンビニエンスストア(セブンイレブン)があることです。お菓子から電子辞書まで常時300~400アイテムズを扱っています。漫画や雑誌類がないところが学力向上進学重点校らしいところ(?)でしょうか。第二に、アラビア語(選択)を導入したことです。日本の私立高校でも一校しかありません。21世紀の時代を生きる私たちにとって、アラビア語世界を抜きに国際理解や国際関係は語れない時代がやってきました。第三に、チャイムが鳴らず、日に4回、節目の時間にオルゴールが時を奏でることです。朝はパッフェルベルのカノンでスタートし、一日の授業終了はG線上のアリアで締めくくります。外語高校の時代から、チャイムは鳴りません。生徒の自主自律の精神を育成していく伝統を守っています。

さて、私事で恐縮ですが、平成4年から9年間、私は外語高校で教壇に立っておりました。その時の教え子の一人が「外語高校に来る生徒は、英語ができるに越したことはないが、できることよりも英語が好きということの方が大切だ」と言った言葉が印象に残っています。新校の1年次生を例にとれば、英語以外に独語・仏語・西語・中国語・ハングル・アラビア語から一科目を選択します。単位制の高校ですから、生徒の選択によって違いはありますが、最大で13時間も外国語を勉強する生徒もいます。これほど外国語教育、国際理解教育に力を入れている高校はないと自負しています。海外修学旅行、姉妹校交流、留学生との交流、外国の方の講演会等、国際高校の名に恥じない沢山の行事を用意してみなさんをお待ちしています。

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