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鎌倉高等学校

校舎

藤沢駅または鎌倉駅から江ノ島電鉄で約15分、鎌倉高校前下車。相模湾を見下ろす小高い丘に鎌倉高校はある。昭和3年、鎌倉町立鎌倉実科高等女学校として創設、今年(平成20年)、80周年を迎えた。歴史と伝統を学ぶ「かまくら学」など、地域に根ざした取り組みを行う一方、学力向上進学重点校として、今後更なる発展が期待される。

特色ある学校作りを

特色ある学校作りを

鎌倉高校は平成20年の今年、創立80周年を迎えた。周年行事は、OBOGによる美術展やチャリティーコンサート、元NHK交響楽団のバイオリニストなどを招いての在校生との合同記念公演など、鎌倉高校の多彩な才能が発揮されるものとなった。「在校生にも卒業生にも本校の歴史を振り返ってもらい、鎌高の伝統と文化を共有してもらいたい。また、在校生には、今、活躍している先輩とかかわることで、鎌高生であることに自信を持って自分の目標をみつける機会にしてほしい。そのような記念事業を目指しました」と金子校長。進学重点校として、独自の鎌倉ブランドを生かした教育、進路・進学指導を目指す鎌倉高校は、来る100年に向かって力強く歩き出すという。

鎌倉高校では、さまざまな特色ある教育活動を行っている。一例として、「かまくら学」の学習がある。鎌倉世界遺産登録推進活動の学習や、世界遺産候補地などの草刈りボランティアを実施し、鎌倉を語れる人材を育成している。今年の夏は、養老孟司氏によるかまくら学講演会「ローカルからグローバルへ~鎌倉世界遺産登録に向けて~」を実施、世界遺産登録の意義について学んだ。「鎌倉は世界に誇る歴史のある街。海外にもその価値を伝えていくことが大切です。鎌高の生徒は、英語でのプレゼンテーション力や日本文化を語れる教養を身につけて、その任務を担える人材となってほしい。これは、本校の『学力向上』のひとつの形です」と金子校長はその意義をお話くださった。

入学者選抜においても、特色が表われている。平成18年度後期選抜から英語と数学において独自入試を導入、また、今春の前期選抜では「自己表現活動」が課せられた。自然科学的思考力・推察力、世界共通語としての英語力、そして論理的思考力を身につけてほしいとのメッセージが込められている。

進学重点校として

進学重点校として

鎌倉高校が学力向上進学重点校に指定されてから1年余り。進学重点校の10校で作り上げた進路・進学指導の取り組みは急速に整備され、今年4月からは鎌倉高校でも1年生の宿泊オリエンテーションを開始。カリキュラムワークブックを使って高校での学び方を体験し、総合学習の時間を使って自分の志向性を見つけ、達成するための自学自習を身につける。1年生のうちから一人ひとりに目標実現の道を示し、高い目標に果敢にチャレンジできるサポート体制、キャリア教育の充実を図っているという。

授業は2学期制で65分授業。2年生までは国公立大学入試に対応するために5教科7科目を授業でしっかり勉強。また、1・2年生は数学・英語で少人数・習熟度別クラス授業を展開。1年生から重要科目の基礎基本を重視し、きめ細かな学習サポート体制を充実させた。また夏休みには「センター微積分」「総合英語」「現代文Ⅰ(評論)」など約60の夏期講座を実施。年12回の土曜講座も開講し、進学校として生徒が学べる機会や環境作りを行っている。進路指導においても、キャリアデザインセンターを設置し、充実した進路資料閲覧とカウンセリングが受けられる環境が整えられた。

「鎌倉高校で、国公立や早慶も目指せる。塾に行かずに済む学習の機会提供や進路指導を通して、そのような選択の道を生徒に示してきました。気づいた生徒は、だんだんと行動が変わってきています。『やりたい』ことと『やるべきこと』をしっかり考えさせ、生徒に選択させることが、生徒の希望を実現する指導だと考えます」 平成20年度春の卒業生の4年制大学進学率は67%、短大・専門学校4%等。また、合格実績においては、国公立では東大・北大・筑波大・千葉大(各1)、東京海洋大(2)、東工大・東京農工大(各3)、横浜国大(2)等、私立では早稲田大(27)、慶應義塾大(8)、上智大(3)、明治大(51)、青山大(31)、立教大(32)、中央大(32)、法政大(27)等、となっている。

夢の実現率100%を目指して

夢の実現率100%を目指して
夢の実現率100%を目指して

金子校長は、平成18年春の着任以来、生徒や先生方に「夢の実現率100%」を掲げ、改革を行ってこられた。今春、卒業する3年生に「高校入学時に抱いていた夢の実現率は何%?」とアンケートを行ったところ、県実施の満足度調査は93.9%と高水準であるのに対し、夢の実現率は63.2%にとどまったという。

「未達成40%の理由は、勉強が足りない、受験対応が不足した、努力しきれなかった、などでした。『学校生活は楽しかったけど、夢の実現には…』この生徒たちの反省はそのまま学校の反省と受け止めています。夢の実現率100%を達成するのが本校の目標。生徒が行きたい大学に行かせるために、自律的に選択できる環境をさらに整備したうえで、最低限やるべきことはしっかり学校がやらせる。鎌倉高校のこれからの課題です」

取り組みはまだまだ進行中であるが、進学に対する生徒の姿勢や保護者の期待感は確実に変わってきているという。恵まれた環境のもと、鎌倉高校で心身ともに成長し、夢の実現率100%を達成するのは、これから進学する君たちにほかならない。

(2008年11月取材)

校長先生からのメッセージ

海岸線をガタゴト走る江ノ電、眼下に広がる青い海原、江ノ島、遠くに伊豆大島、西に凛とそびえる富士、緑に囲まれた広い校地、小鳥のさえずり、生徒の元気な挨拶、真剣な眼差、グランドを疾走する姿、そして大きな掛け声、鎌倉高校のロケーションと生徒は最高です。昨年より「学力向上進学重点校」に指定され、部活動や学校行事が盛んな学校という良き伝統を継承しながら、他の進学重点校と切磋琢磨して、学習面での指導の充実を図り、生徒のサポート体制をより一層充実させました。さらに、鎌倉を学習のフィールドとし、自らの「あり方」「生き方」を学びます。鎌倉高校は、みなさんの「夢の実現率100%」を目指します。  「いざ 鎌倉」

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