木村 信之 (きむら のぶゆき)先生
- 緑園都市スクール室長
- 担当教科:算数・数学・理科
教師になった理由
もともと、中学生のころは獣医を目指していました。自分で言うのもなんですが、中学のころはそこそこ勉強ができたので、周りから「勉強教えて!」と頼まれることもしばしば。そんなことを繰り返すうちに、獣医を目指すかたわら「大学生になったら塾教師アルバイトをしよう」と決めたのがきっかけです。残念ながら獣医学部への切符は手にすることができませんでしたが、塾教師アルバイトは大学4年間行い、その中で教えることの難しさ、グループダイナミクス、生徒一人ひとりの成長の共有など、塾でのお仕事の楽しさを学ばせていただきました。これによって就職活動は「学習塾」のみに絞られ、神奈川で最も伝統のある中萬学院へ入社することになりました。
目指す教師像
誰にでも平等に接し、生徒みんなに慕われていた、僕が新卒のころにいらした先輩が、目指す教師像です。柔らかな表情で、かつ牽引力も兼ね備え、生徒にやる気と勇気を与える先輩の背中を、今でも追いかけています。
座右の銘
「神は細部に宿る」
生徒への接し方、授業準備、立ち振る舞いなど、全てに対して見られていることを意識しています。
印象に残っているエピソード
中学3年生になる直前、その生徒は何の前触れもなく僕のところにやってきてあることを言い出しました。「私、今からでも追浜高校行けますか?」と。まだ中学3年生になる手前だったこともあり、僕は迷わず「もちろん行けるさ!」と言ったことを覚えています。合格ラインまで偏差値は15ほど足りず、部活の多忙さゆえ授業中は気付くと夢の中、宿題も完璧とは言えない生徒でした。先ほどのやり取り以降、誰もがわかるほどの変化をとげ、中学3年初めての定期テスト前には毎日自習室にこもり(こんなことはしたことなかった!)、5科目前回比50点UP(今でいうところの100点UP)、偏差値もグングン伸ばし、不思議と本人の顔つきも変わっていきました。12月時点で偏差値44→58までUPし、校風で気に入った横須賀大津高校へ余裕で進学。その変貌を目の当たりにした妹たち2人も負けじと頑張って横須賀高校へ進学。みんなに夢と希望を与えてくれた生徒でした。
生徒のみなさんへ

「努力が必ず報われるとは限らない。しかし、成功した人間は必ず努力している。」とあるプロ野球選手の言葉で、元AKBのリーダーが引退時に言った言葉です。この世の中に天才など存在しません。もしキミから見て天才だと思える人がいるならば、それは自分の努力が足りない証拠。誰だってチャンスはある。それを生かすかどうかは、キミの一歩踏み出す勇気にかかっています。Go for it !!
保護者の皆様へ
僕にも2人の娘がおります。普段生徒へ接するときは第三者の顔ですが、やはり我が子となるとそううまく接することはできません(「何でできないの?!」と言ってしまったり…)。僕にできることは、「第三者だからこそできること」を実行することです。生徒が将来幸せになってくれることが僕の生きがい。もしよろしければお手伝いさせてください!
2020.04 更新