美濃島 求(みのしま もとむ)先生
- 相模原ブロック長補佐
- 担当教科:国語・社会・中高一貫文系
教師になった理由
はるか昔のことですが、中学時代に通った空手道場の師範に心酔していました。技や型を教えていただいただけでなく、勉強の仕方や人への思いやりも教わりました。人を育てる仕事に憧れて教員免許を取り、回り道もしましたが、マニュアルに縛られない自分の工夫で結果を出せる塾の教師を選択しました。
目指す教師像
スクールに来る、授業を受けることで生徒たちに自信が湧き、笑顔になれる。それが理想です。結果として得点が上がる、成績が上がる、合格できる。真剣にそこを追求する教師であること、そして彼らの人生にちょっとだけ関われる教師でありたいです。
座右の銘
「強い者が勝つのではない。賢い者が勝つのでもない。変化に対応できる者が勝つことができる」
今までと違う自分を、自分の力で作っていける、そのための変化を恐れず挑戦する人生でありたいと思います。
印象に残っているエピソード
中高一貫コースの6年生、11月のことです。スクールの駐輪場に自転車を停めてからなかなか入口に入って来ることができない女子生徒がいました。自分が駐輪場へ言って理由を聞いてみると「模試の判定が悪くて、続けていける自信がない。」と涙を浮かべています。そこで、これまで頑張ってきた彼女の姿や、授業中の真剣な様子を2人で確認し、もう1度考えてみるように話して帰し、ご家庭に状況と対応を電話しました。翌週、「先生の話を聞いて、もう少し頑張ってみる」と本人から電話をもらいました。今、彼女は相模原中等教育の高校生になっています。
生徒のみなさんへ

難しいと思う問題も、かならず解くための鍵があります。1問解けると、続けて解く鍵の姿が見えてきます。その姿がはっきり見えるように授業や質問のサポートをしていきます。鍵の姿が見えれば、あとは自分の引き出しに入れるための練習をしていくだけ。勉強の環境と時間をいっしょに作りましょう。
保護者の皆様へ
今、教育の世界は大きな変化を迎えています。この大きな変化に対応するための情報や施策の選択次第で 個々の学力の差が出てしまうのが現状です。我が子には幅広い将来の選択肢を与えてあげたいと保護者の方々は考えられていらっしゃると思いますが、思春期の中のお子さんには素直に伝わらないこともあるかもしれません。私たちがご家庭としっかり連携を取り、いろいろな形で保護者の方の想(おも)いを伝え、寄り添うことができればと思います。
2020.05 更新