池田 昌志(いけだ あつし)先生
- 港南台スクール理系担当教師
- 担当教科:算数・数学・理科
教師になった理由
高校1年生のときの数学担当の出口先生の影響が大きいと思います。とても分かりやすいだけではなく、愛嬌のあるキャラクターにも惹かれ、特に理系というタイプではなかった私を数学好きの人間にしていただきました。また、大学時代には自宅に近所の小中学生を集めて、塾まがいの家庭教師をやったりと、教えることがとにかく好きでした。それが今につながっています。
目指す教師像
理数系ですので、あくまでもロジカルな考え方を柱に置きながらも、人間的な感性の部分も盛り込んで、理数嫌いな生徒にも共感してもらえるような理系教師を目指しています。
座右の銘
『行雲流水』空行く雲や流れる水のように、自然体で行きていくのが私の人生の1つの理想形です。
印象に残っているエピソード
新卒で港南台スクールに配属された1年目のこと、とにかく板書で円がうまく書けなくて,毎日早めに出勤して、黒板全面を円だらけにするくらい何度も練習したけれど、なかなか上手に書けませんでした。したがって、いざ図形の授業のときは,異常にドキドキしましたね。
生徒のみなさんへ
私は中1のときには、理科が大の苦手で「物質の特性」とか「融点」「パスカルの原理」など、まったく意味も分からず興味もわかない生徒でした。それが中2になって、小島君という優等生の勉強のスタイル(とにかく教科書が真っ黒くなるくらいメモをとる)に刺激を受け、自分も同じことをやりだし、家に帰ってそのメモを家庭学習ノートにまとめるという勉強法を確立し、理科を得意教科にしました。今から思えば万人受けする勉強法とは言えませんが、当時の自分にとっては最高の勉強法と思ってやり続けました。やり方というより、この「やり続けた」ことが成功の秘訣だったのかもしれません。皆さんも自分が信じた方法をやり続けてみてください。
保護者の皆様へ
あと1年2カ月で還暦を迎える老教師ではありますが、子どもたちから逆にエネルギーをもらいながら、日々彼らと向き合っています。一人ひとり、皆個性を持っています。是非お子さんの良い部分に目を向けてみてください。その子の良さをしっかりと承認して、自信を持たせていきましょう。自信が人を成長させます。
2022.02 更新